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5.8 参考書

[1].
笠原 晧司、微分方程式の基礎、朝倉書店 (1982).
明治大学数学科の常微分方程式論の講義で 長くテキストとして採用されている。数学科の教科書として標準的な内容。
[2].
三井 たけとも斌友、数値解析入門、朝倉書店 (1985).
常微分方程式の数値解析の専門家が書いた数少ない和書。特に理論的な解 説をきちんとしてある本としてユニーク。
コンパクトにしたものに同じ著者の
微分方程式の数値解法I, 岩波講座 応用数学、岩波書店 (1993)
がある。
[3].
戸川 隼人、UNIX ワークステーションによる 科学技術計算ハンド ブック 基礎篇 C 言語版、サイエンス社(1992).
色々な Runge-Kutta 型公式 (made in Japan も多い) についてプログラム がたくさん載っている。
[4].
渡部 力、名取 亮、小国 力監修、Fortran 77 による数値計算ソフトウェア、 丸善 (1982)
題名からするとプログラムのみの本のようであるが、そうで はなく、常微分方程式の項は杉原正顕氏によるすぐれた解説がある。
[5].
たくさん5.7、Numerical Recipes (in C), Cambridge University Press, 邦訳 技術評論社.
Bulirsch-Stoer 法が最善の方法であると信じている著者たちのプログラ ムが載っている。


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Masashi Katsurada
平成17年6月2日