Python の処理系は普通はインタープリターなので 18、 十分な計算速度が得られるか心配になるが19、 実際には Fortran や C で書かれた高速なライブラリィを呼び出すことで、 十分な効率を達成できる。
現象数理学科 Mac では Python が使えるようになっているはずである (何らかの理由でなくなってしまった人は、 「Pythonのインストールの仕方まとめ」 などを参考にしてインストールすること。 (b) Anaconda の導入がとりあえずのお勧め。)。
VS Code や Atom のようなテキスト・エディターでプログラムを書いてもいいし、 Jupyter ノートブックで作業してもよい。
常微分方程式のライブラリィは、 定評のある数値計算ライブラリィである scipy に含まれる scipy.integrate を利用するのが良いと思う。 scipy.integrate の公式ドキュメントは
Integration and ODEs (scipy.integrate)で読める。
https://docs.scipy.org/doc/scipy/reference/integrate.html
少し前に神永 [22] という本が出版された。 色々参考になることが書いてある。