2.4 複合則

Newton-Cotes の公式にしろ、Maclaurin の公式にしろ、$n$ が大きい公式は 今ではあまり使われない (等間隔標本点に基づく補間多項式は、次数が高いとき、 もとの関数をあまり良く近似しないという Runge の現象がある -- 後述)。

実際にこれらの公式を使用するときには、与えられた積分区間 $[a,b]$ をま ず $m$ 等分して、各小区間をさらに $n$ 等分して、前節の公式を適用すること が多い。これを複合則と呼ぶ。



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桂田 祐史
2016-03-13