(しばらく工事中)
ロンスキアンを用いた議論は分かりやすいが、 ロンスキアンが登場しないテキストも結構ある。 実は解の一意性定理だけで十分であるようだ。
定理を述べて証明する前に、二、三注意しておく。
, , が1次独立という条件は
関数として1次独立・1次従属という場合、 と は定数関数0 に等しい、 等しくないということであるから、
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この定理の中の「1次独立」を「1次従属」に置き換えた次の命題が成立する (実際、次の命題の (i), (ii), (iii) の条件は、 それぞれ上の定理の (ii), (i), (iii) の否定であるから、 上の定理から、互いに同値である。)。
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では定理F.4を証明しよう。
(ちなみに Wronskian についての等式が分かっていると、 以下の証明の (i) (ii) と (iii) (ii) の証明で、解の一意性定理を使わないですむ。)