以外の第1象限内の点では
を通らない任意の解軌道で、速さはある正定数以上である。
証明: 第1象限内の、平衡点 以外の解 に対して、
すなわち、ある一定値以上の速さで運動する。 曲線の長さは有限だから、いつかは に戻って来る。 このことから、 は周期関数であることが証明できる。
以上の論法は、応用が効く。
(コメント: 楕円関数を用いると、単振り子の運動の厳密解を表すことが出来るが、 楕円関数を知らなくても、 Lotka-Volterra 方程式と同じ論法で周期解の存在が示せる。)