常微分方程式の初期値問題の数値解法には色々あるが、
ここでは離散変数法 (the discrete variablemethod) と総称される
「メジャーな」方法を紹介する。
離散変数法では、 における解を求めたいとき、
区間 を
(3) |
|
と分割し、各分点 における解の値 の近似値
(以下でそれを と書く) を求めることを目標とする2。
分点は、
特に理由がなければ 等分点にとる。
すなわち として (
)
とする。
(問題によっては、刻み幅を調節するのが望ましい場合も多い。
それについては…どうしようかな。)
Subsections
桂田 祐史