4.5.2 単振り子

質量 $ n$, ひもの長さ $ \ell$, 重力加速度$ g$, 時刻 $ t$ においてひもが鉛直線となす角 $ \theta(t)$ とすると

$\displaystyle m\ell\frac{\D^2\theta}{\D t^2}(t)=-mg\sin\theta(t).
$

$\displaystyle \omega:=\sqrt{\frac{g}{\ell}}
$

とおくと

(40) $\displaystyle \theta''(t)=-\omega^2\sin\theta(t).$

振幅が小さいとき、 単振動の方程式 $ x''+\omega^2 x=0$ に近いが、 振幅が大きいとずれてくる。 有名なので、色々な本に載っている。 桂田 [26] というノートもある。



桂田 祐史