前項の議論から、
のスペクトル半径が
より大きいとき、
絶対値最大の固有値は
であることがわかる。
このとき、
大抵の初期値
に対して、
が大きいとき、
は
成分がメジャーになる
(行列の固有値・固有ベクトルを求める
アルゴリズムである冪乗法の原理と同じ)。
は
に山と谷が合わせて
個ある関数であるから、
は
ジグザグしているグラフを持つことが想像できるであろう
(きちんとしたステートメントにして証明できるか?)。
それゆえ、
不安定なスキームによる差分解のグラフがジグザグしていることは
納得できるであろう。
ちゃんと命題の形で書くこと。 ジグザグしていることも、良く出て来ることなので、 もっときちんと書いておきたい。