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D.2.2.0.2 Case II.

$ A$ の固有値が 2 重根で、$ A$ が対角化可能 である場合

これは結局 $ A=\lambda I$ と書けるということで($ \lambda$ は固有値)、 単純なケースです。 $ \lambda\ne0$ である限り、原点は唯一の平衡点となり、 $ \lambda>0$ ならば湧出点、$ \lambda<0$ ならば沈点です。$ \lambda=0$ なら ば平面上のすべての点が平衡点です(つまり $ A=0$ で、全然動かない)。


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Masashi Katsurada
平成18年4月28日