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重力が働く場合に、ものを投げた時にどのような運動が起こるか、
高等学校の物理学を習った人にはお馴染みである。
文部科学省は、高等学校の物理の説明に微積分を使わない方針を堅持しているが、
ここではそういう制限を忘れて、微積分を使って説明する。
すると、数学的には、要点は次の二つである。
- 鉛直下向きに
軸を取って、
物体の時刻
での位置を
で表すとき,
加速度
は重力加速度と呼ばれる定数になる。
- 数学的には、
を定数として、
であれば、1回積分して
もう1回積分すると
-- 要するに単に積分するだけで解けてしまう。
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桂田 祐史
2013-07-14