 を
 を
 
を満たす数列として、
![$\displaystyle \widetilde X:=\left\{v\in C([0,1])\relmiddle\vert \text{$v$ は
小区間 $[x_i-1,x_i]$ では 1次多項式と一致}\right\},
$](img81.gif) 
 
とおくとき、
 を
 を  で、
 で、
 を
 を 
 で置き換えた問題を考える。
 で置き換えた問題を考える。
 の要素を区分1次多項式と呼ぶ。
 の要素を区分1次多項式と呼ぶ。
次の2つの問題は同値であり、常に一意的な解  を持つ。
それを近似解として採用する。
 を持つ。
それを近似解として採用する。
| (  ) | 
| Find  s.t. 
  (  )   
 | 
| (  ) | 
| Find  s.t. 
 ![$\displaystyle J[\hat u]=\min_{w\in \hat X_{g_1}} J[w].
$](img92.gif)  
 | 
 を、
 を、
 ,
,
 
を満たすものとする (この条件で
 は一意的に定まる)。
任意の
 は一意的に定まる)。
任意の 
 は、
 は、
 
の形に一意的に表現出来る。係数
 を定めれば良いが、
 を定めれば良いが、
 が (W) (あるいは (V)) を満たすことは、
 が (W) (あるいは (V)) を満たすことは、
 がある連立1次方程式の解であることと同値であることが分かる。
 がある連立1次方程式の解であることと同値であることが分かる。
実は  が
 が ![$ [0,1]$](img65.gif) の
 の 等分点であるとき、
有限要素解
等分点であるとき、
有限要素解  の
 の  での値は、差分解
 での値は、差分解  と一致する。
もちろん、いつもそうなるわけではない
(もしそうならば、2つの方法を考える意味がない)。
 と一致する。
もちろん、いつもそうなるわけではない
(もしそうならば、2つの方法を考える意味がない)。
有限要素法には以下の利点がある。
桂田 祐史