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5.6 数値的安定性

今まで区間 $[a,b]$ を固定して分割数 $N\to+\infty$ とした ($h=(b-a)/N$) ときの収束を考えた。応用上は長時間解を追跡したい 場合がある。この場合、刻み幅 $h$ を固定して $n\to+\infty$ ($t\to\infty$)としても変なことが起こらないようにしたい。


\begin{jremark}[「安定」に関する注意]\upshape
常微分方程式の数値解法の話では「..
...nd{enumerate}ただし、それぞれの場合にさらに細かい分類がある。 \qed
\end{jremark}


簡単なテスト問題に適用したときの数値的安定性を調べる、というのが基本 的な作業方針(テスト問題の枠を離れたときにどうなるかの保証はないわけで、 そういう意味ではあまりいばれないが)。




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Masashi Katsurada
平成17年6月2日