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5.4.0.0.4 要するに

あらく言って $m$ 次の公式とは、Taylor 展開して考えたとき、$m$ 次の 項まで一致するものであって、次のような性質を持つ:
  1. (どういうわけか運良く)第 $k$ 段まで正しく計算出来たとすると

    \begin{displaymath}
x(t_{j+1})-x_{j+1}=O(h^{m+1})\quad\mbox{($h\to 0$)}.
\end{displaymath}

  2. 実際は誤差が累積するので

    \begin{displaymath}
x(t_{N})-x_{N}=O(h^m)\quad\mbox{($h\to 0$)}.
\end{displaymath}

    この左辺を全離散化誤差(total discretization error) と呼ぶ。


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Masashi Katsurada
平成17年6月2日