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これを見ると が大きいときは、同値と言っても、かなり値が違い得るこ
とが見てとれる。反復法の停止則や、誤差の見積もりをする際には、「どれで
も同じ」などと素朴に考えることは出来ない。
以下では にノルムを定めたとき、 には必ず作用素ノルムを
いれて考えることと約束する。
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Masashi Katsurada
平成17年6月2日