(, は定数) の
一般解は次のように求まる。
- (i)
-
が相異なる 根 , を持
つならば、
- (ii)
-
が重根 を持つならば、
- (iii)
- , が実定数で、
が虚根
(,
; ) を持つならば、
このように 階方程式の一般解は、
適当な二つの関数 , を用いて、
と書ける場合がしばしばあるが、
このとき , を
基本解 (fundamental solution) とよぶ。
つまり
- 特性方程式が相異なる 根 , を持つ場合、
,
は基本解
- 特性方程式が相異なる重根 を持つ場合、
,
は基本解
- 特性方程式が互いに複素共役である
虚根 を持つ場合、
,
は基本解
桂田 祐史