, を複素数の定数とする。 (実数だけで話が完結する場合もあるが、煩雑になるので、 まずは , が複素数であり、解も複素数値の関数を認めた場合について述べる。)
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カタい言い回しをすると、 「(C.1) の解空間 (解全体の集合) は、 2次元の線形空間で、 基底 (解の基本系)として , が取れる」となる。 特に
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, が実数の場合、特性根, が虚数ならば、 それらは互いに共役複素である。すなわち、 実数 , () が存在して
(, は任意定数) | (C.3) |
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以上の話は、一般の自然数 に対する 階方程式
(, , , は定数) | (C.4) |
例えば の場合、すなわち
例えば の場合、すなわち
桂田 祐史