つまり、任意の正の数 に対して、 に十分近いところから出発した任意の解は、 から距離 の範囲に止まる、ということである。
(私が学生で、このあたりのことを勉強したとき、 「リャプノフの意味で安定」というのを見て、 「そうでない意味で安定というのは、例えばどういうの?」 と気になった。 でもそういうのを目にすることはなく、 最近は「リャプノフの意味で」というのは省略されるのが多くなった。 時間が経って、言葉が定着したということなのだろう。)