2.2.5 解の精度の検証

次の定理は Durand-Kerner 法に限らず、 連立法一般に利用できる便利な定理である。


\begin{jtheorem}[Smith (1970)]
$z_1$, $\cdots$, $z_n$ を相異なる複素数...
...なれば、
その中にちょうど $m$ 個の根がある。
\end{jtheorem}

証明. 山本 [19] に載っていた定理だが証明は書いていない。 杉原・室田 [22] ではステートメントも少し詳しく、 証明つきである。 $ \qedsymbol$ $ \qedsymbol$



桂田 祐史