Jobst Bürgi (1552-1632, スイスの...) は1603-1611の間に対数表を作り、 1620年に刊行した (“Tafeln arithmetischer und geometrischer Zahlenfolgen mit einer gründlichen Erläuterungen, wie sie zu verstehen sind und gebraucht werden können”)。
グレイゼル [9] によると、
グレイゼルによると、ビュルギは を動かしたときの
グレイゼル [9] の本に表の写しが載っていて、
それによると1ページに
の数が載せられている (らしい)。
個の数値を載せるには、
単純計算で
ページあれば良いが1、
この
,
倍の規模の数表は考えにくい。変だなあ。
大体2億回の掛け算を7,8年でするとなると、1年に2500万回の掛け算。 1日に10万回近い掛け算。むちゃくちゃだな。 (私の結論: グレイゼルは何か勘違いをしている。) 全部で2万3000回ならば、4桁作業量は下がって 1 日 10 回程度だから、 まあ信じられる数値ではある。
ビュルギについて、 http://www.micheloud.com/FXM/LOG/index.htmで読んだことだが、 1588年には対数の考え方を手紙に書いているということである。 なお、このWWWページには対数表の1ページが載っている (ちょうどグレイゼルに載っているのと同じ部分だが、 1ページ全部見えているので情報量は多い)。
ちなみにカジョリ [14] には、
…この表は、
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桂田 祐史