ずっと以前、テニス・ボールのバウンドに取り組んだ人がいたけれど、 実はボールが “つぶれる” ので、とても難しいことが判明した。 なるべく単純な問題と考えると、剛体として扱えるものが浮かんでくる。 ボウリング、ビリヤード。考えてみると、 質点や質点系の運動はシミュレーション・プログラムを良く目にするが、 剛体の運動はそのものズバリを目にしたことがない。
学生に卒研で取り組んでもらったけれど (片倉ボウリング [25])、 残念ながらシミュレーションまでは辿りつかなかった。 その時に集めた資料は
卒研資料室「ボールの運動の数理」に置いてある。