同次 Dirichlet 境界条件下の熱方程式の初期値境界値問題の 法による差分方程式は、
(6) や (7) は、 実際の計算には役に立たない (, は疎行列であるので、 連立1次方程式 (5) の解として を計算するのは非常に効率的にできるのに対して、 を計算して (これは密行列) それを用いて を計算するのは非常に非効率的になってしまう)。 しかし、安定性の解析のような理論的な考察には大いに役立つ。