2 吉田洋一「零の発見」[59]

筆者の世代には関数論の教科書でおなじみの吉田先生の、 ゼロ 0 がいかに発見されたかについて説明した、 有名な岩波新書である。なんと初版は 1939 年ということである。 こういう本は昔だと中学高校で時々紹介される本だったが、 今はどうなのだろうか…

今日の午前のゼミで学生がぽろっと「ゼロの発見は」という話をしたせいで 紹介することになった次第。 定説は知っておいて欲しい。

(2004/7/29)

桂田 祐史
2019-03-01