構築されたものを思わず見上げてしまうけれど… これは将来の解析学の重要部分になるはずのものなので、 千里の道も一歩から、進んでいかないと。
1988年に出版された Nakao [16] が先駆的な論文である。
1998年に出版された中尾・山本 [4] が有名なテキストである (あらいけれど読書ノート [17] がある)。
中尾理論を勉強しようとすると、 弱解の方法とか、有限要素法とか、関数解析とか、 それなりの事前知識が必要となる。 それさえ持っていれば、新しいテキストである、 中尾・渡部 [4] で勉強できるのが良い? (何となく敷居が高い感じがしないでもない。)
2002〜2004年頃の桂田研の鈴木康大、石川邦臣、 福澤誠人君達の解読作業は無駄にはならないだろう。
桂田 祐史