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常微分方程式の理論は巨大で、
広大な応用あるため、それをどうまとめるかによって、
色々な特色ある本ができあがる (上にあげられた本は入門書であるが、
「違った」本である)。
初めて勉強する場合は、古い本だが
ポントリャーギン [8] がていねいな記述で良いと思う。
俣野 [9] はコンパクトな体裁の中に
(証明が省略されていることもあるが -- だからこれ一冊では自習できないかも)
要領よく豊富な内容が詰め込まれているが、
非常に分かりやすく書かれている (何でこの本が絶版なんだろう)。
アーノルド [1] は個人的には読んで一番楽しい本である。
1.2 の Hamilton 系については、ぜひとも参考書を調べておくことを勧める
(岡本さんは少し簡潔に書きすぎたと思う)。
1.3 の無限次元力学系については (偏微分方程式に関することなので)、
当面無視して構わない。
ARRAY(0xe9c36c)
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Masashi Katsurada
平成19年12月29日