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2.2.0.1 どの本を選ぶべきか、筆者 (桂田) の意見:

常微分方程式の理論は巨大で、 広大な応用あるため、それをどうまとめるかによって、 色々な特色ある本ができあがる (上にあげられた本は入門書であるが、 「違った」本である)。 初めて勉強する場合は、古い本だが ポントリャーギン [8] がていねいな記述で良いと思う。 俣野 [9] はコンパクトな体裁の中に (証明が省略されていることもあるが -- だからこれ一冊では自習できないかも) 要領よく豊富な内容が詰め込まれているが、 非常に分かりやすく書かれている (何でこの本が絶版なんだろう)。 アーノルド [1] は個人的には読んで一番楽しい本である。$ \qedsymbol$

1.2 の Hamilton 系については、ぜひとも参考書を調べておくことを勧める (岡本さんは少し簡潔に書きすぎたと思う)。

1.3 の無限次元力学系については (偏微分方程式に関することなので)、 当面無視して構わない。

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Masashi Katsurada
平成19年12月29日