1 章は常識的知識の確認をするための章で、 特に 1.1 は言葉の紹介をするための節である。 ごく簡単にしか書いていないので、必要に応じて、 参考書で補う必要があるかもしれない。 岡本 [5] には、常微分方程式論の参考書として、 アーノルド [1], 高橋 [13], 俣野 [9], ポントリャーギン [8] があげられていた。 また力学系の可積分性の定義については、 アーノルド [2], [4] があげられていた。 これらは少なくともコピーを入手することは容易である (最後を除いて桂田自身が持っている -- 数学科資料室にもあるだろう)。