3 pdftk 再び

以前、 「pdftkを使ってみる」 というメモを書いた。


またまた書類書き。電子書式が用意されていないので、 紙の書式をスキャンした pdf ファイルと、 こちらが TEX で作った pdf ファイルを重ねることに。

TEX で作る pdf ファイルの方の寸法の調整を、 前回はいい加減にやって大丈夫だったのだけれど、 今回それではすまなかったので、少しまっとうにやりました、 という話。

用紙のサイズは、 これまで通り geometry パッケージで指定したのだけれど、いつもやっている vscale=, hscale= という余白の調整法がうまく行かなかった。 紙の書式の左右のバランスが狂っていたせいである (なんでこんなに寄っているのだ…)。

そこで
\usepackage[b5paper]{geometry}
\geometry{left=16truemm,right=22truemm,top=10truemm,bottom=25truemm}
のように余白を数値で指定することにした ($ 16$, $ 22$, $ 10$, $ 25$ は実際には適当な数値を買いた)。

まとまった文章はこれまで通り、setspace パッケージを使って、
\begin{spacing}{1.5}
適当な文章を書く。
電子書式を用意してくれればこういう苦労はいらないのに、と思います。
…
おしまい。
\end{spacing}
のようにして作る。

位置決めは \vspace*{2cm} とかでやりました。

桂田 祐史
2020-04-05