Mathematica では、座標軸の縮尺は適当に決めてくれますが、
そうやってお任せにしていると、
ときどき結果がこちらの望んでいるようにはならないことがあります。
2次元グラフィックスでは、AspectRatio の値をこちらが指示します。
例えば Plot[] では、通常 1/GoldenRatio ですが、
実際の数値を使うには、AspectRatio->Automatic とします。
次の例は
の
の範囲のグラフ
(4分円のはず) を描いてみたものです。
AspectRatio->Automatic と指定しないと、円のように見えません。
図:
デフォールトは
黄金比
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図 2:
Automatic で縦横の縮尺が揃う
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3次元グラフィックスでは、同様の指示は BoxRatios で行ないます。
各軸の縮尺を揃えるには BoxRatios->Automatic とします。