自然数 が与えられたときに
を計算するプログラムを書き、 , , , , のとき4、値がどうなるか調べて (記録を取ること -- 紙に書いても良いですが、 COPY & PASTE してコンピューター上に残すのが間違いが起きづらいでしょう)、 , , が収束するか、発散するか、 予想して下さい。
なお、 のときの極限については、 実は (数値計算しなくても) ある程度分かるはずです (収束・発散の区別については基礎数学4までの知識で判断出来るはず)。 なるべく、そのことを踏まえて結果を説明して下さい (確かに収束しそうだとか、発散しそうだとか、 もし極限値が分かっているならば第 項と極限値との差を計算してみる等)。
もっとも、この講義は、解析学ではないので、 極限が分からなければ、分からないでも構いません。 必要なのは、計算結果をきちんと示すことと、 その結果から数列が収束するのか、発散するのか、 収束する場合の極限値の見通しをつけることです。
レポートは TEX を使って kadai5b.pdf という名前の PDF ファイル を作成し、Oh-o! Meiji のレポート提出システムで送って下さい。 締め切りは、6月4日 (火曜) 18:00 とします。
TEX 文書は以下のような感じになるでしょう
kadai5b.tex |
\documentclass[12pt]{jarticle} \usepackage[a4paper]{geometry}% 好みの問題 \usepackage{amsmath,amssymb}% 今回は不要かも \usepackage{moreverb}% 今回これが必要 \begin{document} \title{情報処理2 課題5Bレポート} \author{2年16組99番 数学 学} \date{2013年5月15日} \maketitle \section{プログラム} 次のプログラムで $n=1,10,100,1000,10000$ のときの $s_n$, $t_n$, $r_n$ の値が 計算できます。 \listinginput{1}{kadai5b.BAS}% これで kadai5b.BAS を取り込みます。 % 複数あれば、同じように取り込めば良いでしょう。 \section{プログラムの実行結果} kadai5b.BAS の実行結果は次のようになる。 \verbatimtabinput{kadai5b.TXT}% kadai5b.TXT を取り込みます。 % 必要ならば複数の実行結果を取り込めば良い。 % コピー&ペーストで結果をまとめても構いません。 % その場合は verbatim 環境を使うのが簡単でしょうか。 \section{結果の分析} (以下略) \end{document} |
工夫のヒント: 工夫すると、 1つのプログラムで複数の の値に対する , , の値を 一気に計算することができます。 もし無理なくできるならば、そういうプログラムを作ってみて下さい (加点要素になります)。