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これはレポートを提出するかどうか任意
(余裕がある人向けの「挑戦課題」)。
締め切りはこの講義の最終回まで。
半径 の円の円周は円周率 に等しい
( なので
)。
有名なシラクサのアルキメデス (BC287?〜BC212) は、
内接正 角形の周の長さ と、
外接正 角形の周の長さ を考え、
をもとにして、
実際に
に対して , を計算して の評価を得た。
アルキメデスは , について成り立つ漸化式 (?)
を用いて計算したという
(現代の数学を使えば
,
と表される。
これは , の計算には直接は役立たないが、
漸化式が成立することの確認には役立つかもしれない。)。
の場合、
すなわち内接・外接正
角形の周長をそれぞれ , とおく:
このとき , について成り立つ漸化式を導き、
と合わせて用いて , を計算するプログラムを作成し、
以下の (1), (2) に答えよ。
- (1)
- 正96角形 ( の場合) を利用すると、 のどのような評価が得られるか。
- (2)
- ネットで検索すると、
内接正多角形の周長で円周率の近似値を求めた話が色々見つかる (円周率マニアは多い)。
それらの話をいくつか選んで確認せよ
(正 角形の周の長さを用いて小数点以下○○桁の値を求めたとある場合、
本当にそれができるか -- ときどきウソが書いてある)。
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Masashi Katsurada
平成20年10月18日