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3.2 音声の電子化

音声は適当な時間間隔で圧力変化を記録することで電子化されるのが基本であ る。

音楽用 CD (CD-DA) では、44.1kHz のサンプリング・ レートで6、 圧力を 16 ビット (2バイト) の数値で (普通は 2 チャンネルのステレオで) 記録する。 特にデータの圧縮はされないため7、 1 分間、ステレオで録音されたデータの容量は、

\begin{displaymath}
44.1\times 10^3\times 2\times 2\times 60 {\rm B}
=10584000{\rm B}
\kinji 10.1 {\rm MB}
\end{displaymath}

もの巨大なサイズになる。

音声データに関しても、画像データと同様のことが言える。

音声データも不可逆な圧縮をすることでサイズをかなり小さくできる。

音声データを圧縮する方法も特許がからむことが多い。

最近では著作権保護機能なども組み込まれるようになっている。




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Masashi Katsurada
平成20年10月18日