Next: 解説
Up: 応用数理実験 連立 次方程式に対する CG
Previous: 2 講義の内容の復習
「古典的」CG 法で連立 次方程式を解くプログラムを使って
簡単な実験をしてもらう。
- (1)
- サンプル・プログラム cg.C を入手して、コンパイル&実行してみる
(プログラムの内容について、ざっと解説する)。
実行を開始すると、c1,c2,N= と尋ねてくるが、c1, c2 は
行列 を
と表したときの , を指す。
例えば、1 1 100 と入力すると、以下の (2-i) を解くことができ、
1 10 100 と入力すると、(2-ii) を で解くことができる。
- (2)
- 対角線上の成分の値が , その両隣りの成分が である 次の三
重対角行列を とする:
さらに適当な解ベクトル
を選んで、以下の実験をし
て、その結果を分析する。
- ((2-i))
-
として方程式
を解け。
- ((2-ii))
- (2-i) の方程式のうち、最初の 50 行を 倍(, あるいは
) した問題、すなわち
として作った方程式
を解け。
- ((2-iii))
- (2-i) の方程式のうち、すべての行を 倍() した問題、すなわ
ち
として作った方程式
を解け。
Next: 解説
Up: 応用数理実験 連立 次方程式に対する CG
Previous: 2 講義の内容の復習
Masashi Katsurada
平成16年11月28日