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2.2.6 DK 法の長所・短所

DK 法の長所
  • すべての根を同時に求める反復法。並列演算向き。
  • 導関数の計算が不要 (多項式を計算する手続きさえあれば計算できるので便利)。
  • 各根の収束の速さがほぼ一様。
  • Newton 法と異なり暴走の危険性が少ない。
短所
  • 能率が今一つと言われている。ただし、初期値次第とも言える。
  • 代数方程式専用であって、他への応用がない。
  • 近接根が求めにくい (一般的な困難と言えるが)。
  • 一つの根だけが欲しい場合には無駄が大きい。


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Masashi Katsurada
平成21年7月9日