Next:
2.2.7 初期値の取り方の重要性
Up:
2.2 連立法, 特に Durand-Kerner
Previous:
2.2.5 解の精度の検証
2.2.6 DK 法の長所・短所
DK 法の長所
すべての根を同時に求める反復法。並列演算向き。
導関数の計算が不要 (多項式を計算する手続きさえあれば計算できるので便利)。
各根の収束の速さがほぼ一様。
Newton 法と異なり暴走の危険性が少ない。
短所
能率が今一つと言われている。ただし、初期値次第とも言える。
代数方程式専用であって、他への応用がない。
近接根が求めにくい (一般的な困難と言えるが)。
一つの根だけが欲しい場合には無駄が大きい。
Next:
2.2.7 初期値の取り方の重要性
Up:
2.2 連立法, 特に Durand-Kerner
Previous:
2.2.5 解の精度の検証
Masashi Katsurada
平成21年7月9日