Laplace方程式の境界値問題 (6.1b), (6.1b) を少し一般化する。
は
(
) の領域、
その境界
は
このとき
で、
次の方程式を満たすものを求めることを考える。
(6.2a) は有名な偏微分方程式で、 Poissonポアソン方程式と呼ばれる。
(6.7b), (6.2c) はそれぞれ Dirichletディリクレ境界条件, Neumannノイマン境界条件と呼ばれる。
Poisson方程式は、楕円型偏微分方程式の典型例であり、 様々な現象のモデルに登場する。
この問題は数学的に非常に詳しく研究されてきた。 一般に解の存在が証明できたのは20世紀に入ってからである。
その中でも
の場合 (Laplace方程式
) がとりわけ重要である。
ポテンシャル問題と呼ばれる。
これは関数論においても、多くの基本的な結果を得るための基礎となる
(調和関数を決定する問題が解ける)。
ポテンシャル問題には、 差分法 (FDM, finite difference method)、 有限要素法 (FEM, finite element method) をはじめとする多くの数値解法が適用できる。 特に Laplace 方程式の場合は、 基本解の方法 (method of fundamental solution) が有効である。