は、 複素平面内の滑らかな Jordan 曲線 で囲まれた Jordan 領域とする。 任意に選んだ に対して、 Riemann の写像定理により、 を単位円板領域 の上に写す等角写像 で、
は、 から の上への同相写像に拡張される (Carathéodory の定理)。
関数 (ただし では という値を取ると考える) は 上の関数として定義されて、 で正則であり、0 にはならない。 は単連結であるから、 正則関数 が存在して、
, とおく。 が成り立つ。
に対して、 であるから、
以上より、 は Laplace 方程式の Dirichlet 境界値問題
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(B.22) |