 に対して、
 に対して、
| (3) |  | 
 を定める。
 を定める。
| (4) | ![$\displaystyle L_k^{(n-1)}(x)\in\mathbb{R}[x],\quad \deg L_k^{(n-1)}(x)=n-1,\quad L_k^{(n-1)}\left(x_j\right)=\delta_{jk}\quad\text{($j=1,\dots,n$)}$](img33.png) | 
| (5) |  | 
| (6) |  | 
| (7) |  | 
 は (46) を満たす。
 は (46) を満たす。
以上で存在が示せた。 次多項式の係数
 次多項式の係数 
 (つまり
(つまり 
 ということ)
を
 ということ)
を  ,
,  ,
,  ,
,  での値
 での値  ,
,  ,
,
 ,
,  を対応させる写像は、
 を対応させる写像は、
 から
 から 
 への線型写像である。
上でそれが全射であることが分かった。
線形代数で学ぶ定理によって、それは単射である。
これは
 への線型写像である。
上でそれが全射であることが分かった。
線形代数で学ぶ定理によって、それは単射である。
これは  が一意的に定まることを意味している。
 が一意的に定まることを意味している。  
  
 ,
,  ,
, 
 を、
 を、
 ,
,  ,
,  を標本点とする Lagrange 補間係数と呼ぶ。
 を標本点とする Lagrange 補間係数と呼ぶ。
上の定理の  を
 を  の補間多項式 (interpolating
polynomial) と呼ぶ。
上の議論から分かるように
 の補間多項式 (interpolating
polynomial) と呼ぶ。
上の議論から分かるように
| (8) |  | 
(Newtonの補間公式 (Newton 補間多項式, Newton polynomial) というものもあるが、 補間多項式であることには変わりがない。)
桂田 祐史