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(この項は書きかけです。)
写像関数
を求めるための、境界値問題
を基本解の方法 (FSM) で解いてみよう。
の外部に
個の点
,
,
を取り、
とおく。ここで
(
) は未知の実定数である。
一方、
から
,
,
を選び、

(

)
で
を定める。具体的には連立1次方程式
を解けばよい。
を
に写す等角写像を求めてみよう。
実部が
と一致する正則関数
が求まれば、
が等角写像の近似になることが期待できる。
簡単のため、
は
に関して星型であるとする。
このとき
は実部が
に等しい正則関数である。
を使っているが、
全体で一価正則な関数になっている。
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桂田 祐史
2015-07-22