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後述の補題 2.3.4 より、 に対して、
となることと、 により、一様絶対収束することが分かる。
(2.16) は線型同次方程式であり、
差分作用素と
は交換可能性であるから、
は (2.16) を満たす。
が境界条件 (2.17) を満たすことは明らか。
,
が成り立つとき、
と の Fourier 級数は一様収束して、
それぞれ , に等しいことから、
が初期条件 (2.18) を満たすことが分かる。
ARRAY(0x11b7564)
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Masashi Katsurada
平成14年11月29日