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4.1.1 問題の定式化

いま $A$$N$ 次正方行列とする。この時

\begin{displaymath}
A x = \lambda x, \quad x\ne 0
\end{displaymath}

を満たす $\lambda\in\C$$A$固有値 (eigenvalue), $x \in
\C^N \setminus \{0\}$$A$ の固有値 $\lambda$ に属する固有ベク トル (eigenvector) と呼ぶ。

固有値問題 -- 固有値、固有ベクトルを求める問題 -- は非線形 問題であり、有限回の四則演算では解けない ($N\ge 5$ のときは巾根を求める 操作を用いても解けない)。これを解くには、何らかの意味での反復法が必要で ある。

これに類似した問題に、一般化固有値問題特異値問題がある。 ここでは名前をあげておくだけにとどめるが、将来問題に出会った時に、固有 値問題の親戚であると気がつけば良い。いずれの問題も、固有値問題のアルゴ リズムを修正したもので解くことが出来る。




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Masashi Katsurada
平成17年6月2日