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(10) と
(15) から
より
この行列は (右辺に注目することで) 上三角行列で、かつ対角線上に
,
,
がこの順にならんでいる。
のとき、
だから
この右辺は上三角行列で、対角成分は
,
,
,
である。
この定理から
とするときの収束の速さは
という因子に関わることが分かる。
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桂田 祐史
2015-12-22