大きなプログラムを開発しているとき、 関数や構造体をどこで定義したか、探すのは結構大変なものである。 原始的には grep であたりをつけて、 ファイルを開いて検索か行番号ジャンプをすれば良いわけだが、 単純な作業も回数が多いとわずらわしい。 そのため古来タグ・ジャンプというものが使われてきた。
最初に準備として etags コマンドを使ってタグファイル (デフォールトの ファイル名は TAGS) と呼ばれるものを作る。
タグファイル TAGS を作る |
oyabun% etags *.c *.h
oyabun% ls TAGS TAGS oyabun% |
Makefile にこれを書き足しておこう |
tags: etags *.c *.h |
TAG ファイルを作成しておいてから Emacs を起動して、 関数や構造体を探したいときに M-. とする。 特にカーソルが探したい名前の上にあるとき M-. とすると、 その名前が検索名のデフォールトになり、名前を打つ手間が省ける。