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9.2 等高線のみを描く
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細かい技 (凡例、ラベル等)
いわゆる凡例
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(legend) を消すには、
unset key
とする。
個々の凡例は
title
で指定できる。
plot sin(x) title "graph of sin"
最近の gnuplot では、
plot sin(x) notitle
のようなことも出来るらしい。
軸,
軸のラベルは、 それぞれ
set xlabel "文字列"
と
set ylabel "文字列"
望む位置にラベルを表示できる。
set label
[タグ番号]
"文字列"
[位置指定]
という形式。[ ] は省略可能であることを示す。 タグ番号を省略すると、自動的に番号がふられる。 位置指定を省略すると、ど真ん中にラベルが表示されて(多分)困る。 例えば
set label "文字列" at screen 0.5,screen 1
のように位置を指定することになるだろう。 ラベルはどんどん増えていくので、 クリアするには
unset label
[タグ番号]
とする。
first
座標系の原点が (0,0)
second
右上の点
graph
枠の左下が (0,0) で右上が (1,1)
screen
ウィンドウの左下が (0,0) で右上が (1,1)
(無指定)
そのグラフで採用している座標系
set arrow from 0,-1 to 0,1
;
set arrow from -10,0 to 10,0
のようにして矢印を 描いて座標軸がわりにできる。
C 言語風の
sprintf()
が利用可能である。 例えば
s=sprintf("pi=%18.15f, e=%18.15f", pi, exp(1)))
とすると、“
pi= 3.141592653589793, e= 2.718281828459045
” という文字列が出来る。
フォントを指定すれば日本語も利用可能である。 フォント名は環境依存するが、頑張って調べる価値はある。 以下は私の Mac で使えるフォントを利用した例。
set title "標準正規分布の確率密度関数" font "HiraMinPro-W3, 24"
(HiraMinPro-W3 はどこで設定しておいたのか分からない…)
桂田 祐史