手短にまとめると、 Napier は、現代の理工学者ならば微分方程式を使うに違いないような、 仮想的な運動により対数を定義しました。 (Napier はガリレオとほぼ同時代人で、 微積分が存在しない時代に活躍した人なので、 時代を超越したことをやり遂げたように思われます)、
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一方
つまり Napier の対数を
しばしば、Napier の対数は底が
Napier は20年かけて数値計算することで対数表 (正確に言うと、
7桁精度の三角関数の対数の表) を作成しました。
による乗除算があるのは、小数を避けるための工夫です。
桂田 祐史