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10 年位前8までは、
パソコンには BASIC 言語のインタープリターが標準で搭載されているのが普通で、
例えば高等学校の数学の教科書にも BASIC のプログラムが掲載されていた。
時は流れ、今では BASIC の処理系をインストールしてあるパソコンを
探す方が難しくなってしまったが、
その気になれば簡単に入手&インストールできる。
私のお奨めは二つある。
- UBASIC
- 数論の研究者である木田祐司氏によって作られたソフトで、
http://www.rkmath.rikkyo.ac.jp/~kida/ubasic.htmから入手できる。
UBASIC が何であるかの説明は作者のホームページよりも、
「UBASICについて by 愛知教育大学 数学教室 飯島康之」
の方が分かりやすいかも知れない。
- 十進 BASIC for Windows 95
- 作者の白石和夫氏@文京大学によると、
数学教育での利用を目的として、
JIS Full BASIC を Windows 環境で実現することを目標に作られたそうである。
数の精度を 10 進法で 1000 桁に変更することが簡単にできるので、
この手の数値計算には便利に使える。
必要なファイルは、
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/ から入手できる。
インストールは非常に簡単で9、使うのも簡単である (と私には思われる)。
なお、Linux バージョンも存在し、Knoppix Math に収録されている。
配布されているファイルの中にチュートリアル (TUTORIAL.PDF) がある。
ちなみに講談社ブルーバックスに、
この BASIC を使ったプログラミングの解説書 (木村 [2]) がある。
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Masashi Katsurada
平成17年7月19日