有限回の四則では表せない量を捕まえるために、数学者は
アルキメデスは有名な の評価で、
などを精密に評価する有理数を説明抜きに持ち出してきていますが、
それは本質的には連分数展開というか互除法で得たものだろうとか、
なかなかわくわくさせてくれます。
十進BASICを用いると、有理数計算が簡単にできるので、 近似分数を求めるプログラムが楽に書けそうですね (これはとてもうらやましい…僕がこういうことをやってみたいと 思っていたときは、気軽にチャレンジできませんでした)。
地図の図法で有名なランベルトが一級の数学者であって、
の無理数性の証明の本質的な部分を果した、
ということは知識としては知っていても、
実際に証明を読んだのは実は僕もこれが初めてでした。
連分数の収束の証明まで込めて細部まできちんと理解すれば、
得難い経験になると思います。