Next: A..2.3 解の基本系
Up: A..2 Bessel の微分方程式
Previous: A..2.1.1 寝た子を起こす話
おまじないとしか聞こえないかもしれないが、
一般論を学んだ、あるいはこれから学ぶ機会のある人のために、
「Bessel の微分方程式は、
0 を確定特異点に持つ微分方程式であるので、
Frobenius の理論で扱うことができる」。
Frobenius の方法とは、
を微分方程式に代入して…両辺の係数比較により、
よって...
以下、かなり長い議論になるので (書く暇が出来ると良いですね)、
先に結果を述べると、
,
が解として求まる。
Next: A..2.3 解の基本系
Up: A..2 Bessel の微分方程式
Previous: A..2.1.1 寝た子を起こす話
Masashi Katsurada
平成18年11月21日