バージョン管理ソフトというものは昔からあったわけだけど、 これまで手を出したことはなかった。 Linux の創始者である Linus が Git というのを作ったというのを読んでも「へー」。
でも色々なところで Git を目にするようになった。
一方で、卒研や修論の学生の相手をどうするかというのがあって、 昔のようにメールによるやり取りがあまりうまく動かなくて 「どうしたものかなあ」と考えるようになった。 (最近の学生はメールあまり読まないし、読んでも返事を寄越さないことが多いし、 ファイルをメールでやり取りをするのも苦手なのかすごく腰が重い、 自発的にメールで質問してくる人も減った。)
それで Git を使ってみようか、 という気になった。 まずは院生。 院生ごとに修論リポジトリというのを作って、 メモなり、ゼミでの発表資料なり、 プログラムなり、修論の原稿なりをそこに置いてもらい、 バージョン管理をする。 メールでやり取りして、適当に振り分けるよりも運用・管理が便利そう、 と考えた。
作業の性質上、公開リポジトリは合わないので、プライベートなものを使うというと… あまりリサーチしないで Bitbucket というのを選択した。 入ってみて分かったことだが、アカデミック向けというか優遇措置がある。
Git の参考資料として、色々探してみたけれど(本も何冊か買ったけれど)、 結局は次が便利だと感じた (PDFが用意されているのも嬉しい)。
Git そのものは Mac に最初からインストールされている、 と思っていたけれど、 Xcode をインストールするとついでにインストールされる、 が正しいらしい。
桂田 祐史