emacs から gdb を使うと気持ち良い、 のだけど、これまで学生に emacs を勧めたことはなくて、 自分でコンパイルしたもの (Emacs 25.1) を使っていた。
(今さら emacs ?という気もするけれど、 コンピューターを使っていて、 テキスト・データの作成・編集という作業がなくなることはなく、 色々なソフトウェアでバラバラの使い方を強いられるよりは、 何か一つのソフトウェアに習熟して使いまわすのが、 結局は効率的だと考えるようになった。)
学生に勧めるのならば、なるべくインストールが簡単なものが良いだろう。
を見たら、最近の相場が分かった。
NS版、EMP版二つ紹介されているけれど、 ここでは試しに NS版 (ちらつき解消パッチを当てたもの) をインストールする。
2. から emacs-25.2-unflickered.zip を入手して、 展開して現れた Emacs.app を /Appliactions に移動して、 最初だけ ctrl+クリックして開けばOK.
これならば、人に emacs を勧めても大丈夫そう。
設定ファイルの説明も書いてあげると良いのかな。
最近の emacs は、~/.emacs.d というディレクトリィ に init.el という名前のファイルを用意して、 自分の好みの設定を書いておく。
| init.el |
; ----------- 日本語の設定 (ずっと昔から変えてないけど大丈夫?) --------
(set-language-environment 'Japanese)
(prefer-coding-system 'utf-8)
(set-default-coding-systems 'utf-8)
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-buffer-file-coding-system 'utf-8)
(setq-default buffer-file-coding-system 'utf-8)
(require 'ucs-normalize)
(setq file-name-coding-system 'utf-8-hfs)
(setq locale-name-coding-system 'utf-8-hfs)
; 以下は趣味の問題
;;;;;;;;;
(eval-after-load "its"
'(define-its-state-machine-append its-hira-map
(its-defrule "dhi" "でぃ")
(its-defrule "dhu" "でゅ")
(its-defrule "thi" "てぃ")
)
)
;;;;;;;
(global-set-key "\C-cG" 'goto-line)
;;;;;;;
(setq inhibit-startup-message t)
;;;;;;;
(define-key global-map [?¥] [?\\])
|
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/20180920/dot.emacs.d.tar.gz tar xzf dot.emacs.d.tar.gz -C ~ |
emacs をターミナルから起動するには、PATH を設定するか、 別名定義でもしておくと便利でしょう。 例えば e という別名で Emacs を起動するには
alias e=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs |
echo alias e=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs>>~/.profile source ~/.profile |
フォントのサイズ emacs の出すウィンドウにおけるフォントのサイズを設定するには、 [Options] → [Set Default fonts...] でフォントのサイズを選択する。 この設定は、[Options] → [Save Options] で設定ファイルに記録することが出来る。 (あれ、記録出来ない。前やったとき出来たんだけど…)
emacs の出すウィンドウにおけるフォントのサイズを 動的に(かつ一時的に)変化させるには、次のようにすれば良いとされている。
桂田 祐史