微分方程式については、シミュレーション技法も含めて、
授業で学んでいるはずである。
- 入門部分の確認用には、例えば桂田 [8] が使えるであろう。
しかし、本当に入門段階で、線型常微分方程式、力学系、数値解法については含まれていない。
- 数値計算入門としては、とりあえず
桂田 [2] (1995年、2021年改訂) を紹介しておく。
- 自分で一冊本を読んで常微分方程式の勉強をしようという人には、
俣野[3]を勧める。
- 常微分方程式についての、基本的な定理について調べるときは、
少々古いけれどコディントン・レヴィンソン [4]
を座右に置いておくことを勧める
(中途半端なテキストを何冊も積みあげるよりも仕事が早く済む)。
最近出た坂井 [5]も勧められそうだが、
まだ良く読んでいないので判断を保留する。
- 力学系については、有名なスメール・ハーシュ [6]
の続巻と言える Hirsch-Smale-Devaney
[7] を勧める。
桂田 祐史