E..3.1 グラフィックスの手段概観

グラフィックスの実現には色々なやり方がある。 Cのようなプログラミング言語でプログラムを書く場合に使える方法として、 次の3つを紹介しておく。

  1. データ・ファイルを作って gnuplot でプロットする。
  2. Cなどのプログラムから gnuplot を呼び出す。
  3. Cなどのプログラムから GLSC を使って直接グラフィックスを出力する。
(ここで C言語を取り上げたのは、知っている人が多いから、 プログラムを読めるだろうということで、 C言語で常微分方程式を解くことを勧める気はあまりない。)


Mathematica, MATLAB などグラフィックスをサポートしているツールを使っても良い (常微分方程式を解くための関数も用意されているので、それなりに便利である)。


最近流行りの Python, Julia では、 色々なグラフィックスの呼び出し方をサポートしている。 個人的には Julia を進めたいので、Julia での例もあげておく。



桂田 祐史