グラフィックスの関数では、 対応するグラフィックス・オブジェクトを生成して、 画面に表示する。グラフィックス・オブジェクトは変数に代入可能である。 オブジェクトを表示するには関数 Show[] を用いる。 またオブジェクトがどう表現されているかは InputForm[] で読むことが出来る。
次の例では、 変数 g1, g2 に代入しておいて、後から再表示している。
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双曲線と接線を別々に描いて合成。
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  g=ContourPlot[x^2/4-y^2==1,{x,-6,6},{y,-3,3},AspectRatio->1/2]
  t=Plot[{-x+Sqrt[3],-x-Sqrt[3]},{x,-6,6}]
  Show[g,t]
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![\includegraphics[width=10cm]{eps/exshow.eps}](img237.png) 
Show[ ] の描画範囲は、 最初の引数のグラフィックスで決まるようなので、 大きいものを最初に持って来るのが良い。
すべてのグラフィックスを見ることを明示するには、 PlotRange->All とする。
複数のグラフィックスを並べる手段に、 Grid[], GraphicsGrid[], GraphicsRow[], GraphicsColumn[] などがある。
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GraphicsRow[{Plot3D[x^2-y^2,{x,-1,1},{y,-1,1}],Plot3D[2x y,{x,-1,1},{y,-1,1}]},
            ImageSize-> 800]
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単純に
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{Plot3D[x^2-y^2,{x,-1,1},{y,-1,1}],Plot3D[2x y,{x,-1,1},{y,-1,1}]}
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